【所在地】
〒373-0036 群馬県太田市由良町71-11
【診療受付時間】
午前 8:00~12:10
午後15:00~19:00
【休 診 日】
土曜午後、日・祝 日

むちうち症について

交通事故で受ける外傷は、大きな衝撃が直接加わる場合と、衝撃が間接的に作用して、他の部分におこる場合があります。

むちうち症について
自動車の追突事故やスポ-ツ時など、何かにぶつかった衝撃で頭部がムチのようにしなり、頸椎(首)が損傷することが原因で起こる症状です。主な症状としては、首の痛みはもちろんのこと、頭痛・肩こり・手足のしびれ・めまい・耳鳴りなどが多く見られます。
特徴として、筋肉や靭帯に損傷はあるものの、レントゲンなどの検査では異常が認められず、衝撃を受けた直後に症状が必ずでる訳ではないので、後日症状が現れて、後遺症に何年も苦しんでいる方が多く見られます。また、自覚症状のみで、検査に症状が現れない場合も多いので、医療機関でそのつらさを理解してもらえないことで悩んでいる患者さんが多い症状でもあります。

事前に衝撃をうけるとわかっているときは無意識に首の周囲の筋肉を硬直させたりして、衝撃に備えることができるので、症状は比較的軽くなります。なので、同じ交通事故でも、正面衝突の時は軽度のむちうちで済む場合もあります。
しかし全く予測不可能なタイミングで追突されたときは、不意打ちで大きな衝撃を受けてしまいます。予測や準備が出来ないときに衝撃が加わると、体が準備できないので、より重度の症状が出やすくなります。